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ジャズのスイングの弾き方を考える。八分音符は跳ねているのか?

  • 2024年4月28日
  • 読了時間: 16分

更新日:2024年7月6日



 

 ジャズのスイングの八分音符をどの様に弾くのが良いか。というのは、ジャズを始めたばかりの人や、ジャズに興味を持つ人にとって、一つの主要な関心事項だと思います。その証拠に、google検索では予測変換にそういった言葉が表示されますし、ブログや動画サイトでもその弾き方やリズムに関して説明されたものをよく見かけます。


 少し前に、音源の解析をして、色々なミュージシャンの八分音符の長さを調べたという書籍も話題になりました。例に漏れず、この記事も私なりに八分音符の弾き方について発信してみようと思った結果です。

 

 スイングについて語るなど、恐れ多いこと甚だしいですが、あなたがこの記事を読むことで、楽譜と音楽の演奏との関係性について再考し、どのように八分音符を弾くか考えるきっかけとなれば幸いです。


 まず、よくある話として、「八分音符は三連符で、2対1の長さで弾くものだ。」「いや、そうではなく、二つとも均等にイーブンに弾くべきだ」とか言う議論です。私のこれに対する考えは、「自分がどんな音楽をやりたいかに依る。いわゆるジャズをやりたいならそんな細かいことはそもそも楽譜に表せないから、音源をよく聞きそれに倣う。ジャズのアレンジ譜などを弾いて楽しみたいなら、自分の好きな弾き方で良いと思う。」です。


 では、早速お手数で恐れ入りますが以下のサンプル音源をお聞きください。





 共にBue Powellのイントロを、私が拙い技術で可能な限り精一杯真似したものです。<音源1>は「Amazing Vol.2」のReets and Iの別テイク(テイク1)。<音源2>は「A Portrait of Thelonious」のThere will never be another youです。これを聴いた上で、下記の譜例を見て頂くと、音と譜面との整合性に特に問題は感じないはずです。(アナザーユーの和音の端折りはご愛敬。)


楽譜


楽譜

 

 ところが、Budの本物の音源を聞いてみると(いずれも今のところYouTubeで聴けます; bud powell reets and i alternate, bud powell there will never be another you)、真似しきれていない部分があることが分かります。

 

 例えば、Reets and Iであれば、本物の方が入りの音の粒立ちがはっきりしていて歯切れが良く、Gm7のアルペジオも音がつぶれていません。7小節目1裏のファ#は音を飲み込んだ様な輪郭のぼやけたタッチです。音源2も、私は繰り返しフレーズが2回とも同じようになっていますが、本物は1回目と2回目の8分音符のアーティキュレーションが微妙に異なります。


 2回目の方が、シ♭→ソが微妙にイーブンに近づいているように聞こえます。ついでに、最初のミ♭は、録音環境の残響の違いもあるとは思いますが、明らかに私と本物では違います。ところが、音を延ばすために鍵盤を長く抑えたり、ペダルを踏むと、それはそれでリズム感のない音になってしまいます。


 ここであなたに問いたいのは、上記の私と本物の違いを、譜面をだけを使って第三者に正確に伝えることはできますか?ということです。おそらく無理です。そして何が言いたいかというと、譜面で表現できることに限界があるということです。市販のコピー譜面でも、同じ音源のコピー譜なのに、細かい所の表記が結構違う場合もあります。その位、楽譜は曖昧さを包含するものだと認識しておく必要があります。


 その上で、それでもあえてスイングを、楽譜を使って表現するならば、下記のような様々なリズムが同時に感じられるリズムがスイングです。(幻想即興曲と同じです。あれも3連符と16分音符が同時進行しています。嘘です。冗談です。ごめんなさい。)


ジャズのリズム

 特にバラードではテンポが遅いこともあり、聞こえてくるリズムパターンが少ないと非常に単調で退屈な演奏になりやすいです。この複合的なリズムを音源で端的に感じるならば、Ron Carterの「Jazz, my romance」というアルバムのMy Romanceを聴くと良いでしょう。


 最初ジャズワルツかと思いきや、実はその3拍子は、そのまま4ビートの二拍三連でもあったというアレンジになっています。このアレンジの特性上、4ビートになった後も、元の3拍子も同時に感じやすくなっています。


 他には、以前、ケニー・バロンのトリオでのジョナサン・ブレイクのドラムソロの際に、恐ろしい音数と超絶技巧の中にも、上記の様々なリズムが同時に聞こえてくるタイミングが何度もあり、驚愕しました。このように、ジャズのノリは単純に譜面に書けるようなものではないのです。

 

 別の記事でジャズピアノソロが難しいと書きましたが、その理由の一つもここにあります。楽器が複数いればある程度、このリズムをある程度分担することができますが、ピアノ一人だと、その役割が全部降りかかってくるのです。更に補足しておくと、もちろん、時代、奏者、スタイル、テンポ、曲調などでもノリは大きく変わります。


 また、フレーズの中のちょっとした音の強弱(アクセント、ゴーストノート)や、まさに話題である八分音符のわずかな長さの違い、フレーズが裏入りか表入りか、などのちょっとした違いによってスイング感やノリに雲泥の差が生まれます。そのくらい繊細で変化しやすいものなのです。


 そして、ジャズに限らず世界の様々な音楽は、こういったリズムやフィールといった言語化が難しい部分が多々あるのです。代表的な所では、ショパンで有名なポーランドのマズルカやポロネーズですが、これも単純な3拍子系ではなく、特有のリズム感があります。ウィンナーワルツも単純に均等なワンツースリーではありません。他にも、ポルカ、ボレロ、フラメンコからボサノバ、モントゥーノ、サンバまで、おそらく挙げたらキリがないでしょう。

 

 日本人は日本人で盆踊りなどのノリが土着と言いますか、自然に身についているノリとよく言われます。あと、音楽ではないですが、個人的には短歌の五七五の調べを自然に感じられるのも日本人の特徴だと考えています。


 以前テレビで、君が代の歌詞に外国人が曲を付けたものを聴いたことがあります。その時、曲自体は素晴らしかったのですが、歌詞の語呂と曲のフレーズが全く合っていなかったのです。イメージとしては、「きみがよ、はちよにやー、ちよにさ、ざれいし、・・・」みたいな感じです。逆に言うと、今の国家はちゃんと日本語の語呂にあう、「ノリ」になっているわけです。

 

 この「ノリ」には私たちは自分で気づいていませんが、ラテン音楽などにはないノリのようで(そりゃあそうです)、あちらのネイティブには意外と人気があるとか。私たちがラテン音楽をカッコイイと思うのと同じなのかもしれません。私はミシェル・カミロも大好きです。葉加瀬太郎さんは、「情熱大陸」の元ネタはカミロの「On Fire」だと公言していました。


 閑話休題。この君が代をはじめ、ボサノバでも、そもそものお題であるスイングも、本来はノリやフィールが先にあって、それと共に音楽ができ、楽譜はあくまでそれを記録する一つの方法であって欲しいわけです。


 ところが、どこかで気づかないうちに音楽と記録方法が逆転し、楽譜が先に存在していて、その楽譜に書いてある音を鳴らせば、音楽が成立させられる「楽譜があれば弾ける」という錯覚が「スイングの八分音符ってどうやって弾くの?」問題の原因だと考察しています。もっとも、お気づきの通り、この時点で既に矛盾しているのです。弾けていないのですから。


 読譜能力は確かに音楽教育の成果であり、重要なスキルの一つです。音楽の授業でやったとしても、大抵は忘れてしまって誰でもできることではありません。楽譜は偉大です。しかし、これまで述べてきた通り、譜面に書き表せないことが多いというのも事実です。


 クラシックの奏者達は様々な版の楽譜を丹念に読み込み、そこに書かれている作曲家の指示を解釈し、過去の様々な名演奏を聴き比べ、それぞれが素晴らしい演奏を聴かせてくれます。誤解を恐れずに、ではなく、とても恐れてさらに続けます。


 もし楽譜が方程式や関数の様に解釈や選択の余地がないものであり、作曲家の意図を忠実に今に届けるのがクラシック奏者の使命ならば、同じ版を元に演奏している演奏は全く同じになるはずです。しかし、実際にはそうはなりません。そうならないのがおかしいと言いたいのではなく、あくまで楽譜の曖昧性に焦点を置いていますので誤解なきよう。

 

 さらに考察を進めると、原則的に、楽譜に書かれた曲はもともと、作曲した張本人の演奏や初演、意図があり、それが受け継がれているわけで、私はその最初の演奏や教えなどが、いわば「音源」のような役割を果たしていると考えています。そこから、作曲家の意思を受け継いだ弟子が、その弟子に。という感じで現在までバトンがつながっているはずです。


 もちろん、伝道者の言伝の仕方によって、宗教の様に解釈が分かれるのはあり得る話だと思います。昔はコピー機もデジカメもプリンターありませんから、写譜の際のミスもあるでしょう。しかしそれでも優れた演奏家の演奏が、各々代えがたい個性を持ちながらも、一定の枠の中にちゃんと納まっているのは、オリジナルの精神がきちんと引き継がれているからではないでしょうか。


 楽譜があれば弾ける、と思っている人は、そのバックグラウンドに隠れた「音源」の存在を見落としている可能性が高いと思うのです。同時に、そうは言っても同じ曲でも人によってこれだけ演奏に幅があるのは、非常にひねくれた考え方をすれば、楽譜の音楽的な拘束力とか情報量がどの程度なのかということの裏返しでもあります。


 もちろん、楽譜はどの音をどの程度の長さ鳴らすのか。と言う点において非常に優れた記録方法です。速度指示やアーティキュレーション、音の大小まで、細かい指示、記録が可能で、クラシックのそれらは、1冊辞書が作れます。録音が登場する以前に演奏された、即興性の強い通奏低音やカデンツァなど、記譜できないことで失われてしまった音楽も多いことでしょう。

 

 ところが、冒頭でお示しした通り、苦手なこともあります。すなわち、指示しきれない本当に微々たる表現の違いや、リズムの揺らぎなどの記録です。

 

 日本語で言えば『やる気のないバイトの「おはようございます」』と、『昨日の飲み会で寝不足で二日酔い気味のサラリーマンの「おはようございます」』。この二人が大体どんな「おはようございます」を言っているは想像ができますが、実際にどういう「おはようございます」なのかは、どこまでいっても実際の声を聴かないと分からないのと似ています。

 

 音楽において、上記のような非常に微妙なニュアンスを感じ取るには、音源を聞くしかないのです。楽譜を見て、書かれた音を外さずに弾けることと、それぞれのルーツや伝統を持った音楽を理解して奏でることはイコールでありません。その違いは聴く人が聴けば大体分かってしまいます。


 ここでジャズの八分音符の弾き方に悩むところに話を戻します。私は最初の結論で、「自分がどんな音楽をやりたいかに依る。①いわゆるジャズをやりたいならそんな細かいことはそもそも楽譜に表せないから、音源をよく聞きそれに倣う。②ジャズのアレンジ譜などを弾いて楽しみたいなら、自分の好きな弾き方で良いと思う。」と書きました。ここで八分音符の弾き方に悩んでいると思われる人のタイプを独断と偏見で大まかに分類してみます。


<前者タイプ> 

ジャズとか、アドリブを弾いてみたいと思った。しかし、どうしていいか分からないため、ひとまずブルーノートなどの音使い、フレーズ集に書いてあるフレーズ、理論を元に自分で考えたフレーズを「スイングのリズム」で弾く所から始めようと考えている。

この対策は、音源を聞くことです。


<後者タイプ> 

何かの曲のジャズアレンジ譜などを弾こうとしている。

この対策は、特になく、好きに弾けば良いと思います。


<中間、またはどちらの場合もあり得るタイプ>

ワルツフォーデビーやAトレ、いつか王子様など、何となくジャズでよく弾かれる曲を知っているので、その曲が収められたピアニストのコピー譜を入手して弾こうとしている。ただし、コピーの音源や、そのピアニストのことはよく知らない。

この対策は、自分が前者か後者か考えてそこに近いアプローチをする。


 順序が逆ですが、まず後者から説明致します。

 ここまで述べてきた通り、楽譜からの情報は限られています。ですから、楽譜にジャズピアニストが弾いた音源が付いている場合でもなければ、そもそも楽譜にない情報を求めている状態なのです。よって2対1でもイーブンでも、あるいは何かそれ以外でも色々弾いてみて、単純に自分が好きなだと感じる弾き方で良いです。


 普段から非常に複雑で本格的なクラシックの二段譜を読み込んでいる奏者にとっては、市販のシンプルな楽譜に書かれる音符を外さずに弾くことは、特に難しいことではないでしょう。楽譜の音を弾くというアプローチでジャズで弾かれるような音を楽しむというのは個人の自由でいいと思っています。そもそもアレンジ譜などは、楽譜だけ売っていることが大半です。


 そこまでジャズの伝統やリズムなんて気にしなくて良いから、とりあえず何かそれらしいことを弾いてみたい人もいるでしょう。個人がどのように音楽を楽しむかは私が口出しすることではありません。よって好きなように弾けば良いと考えています。


 もし、アレンジ譜の音源が無くても、リズムをなるべくジャズに近づけたい、スイングしたい、と思われている方は、以下の内容も是非ご確認下さい。ヒントになることがあるかもしれません。


 続いて前者の場合ですが、音源を聞くのが一番です。

様々なジャズミュージシャンが言及し、このサイトの他の記事でも申し上げている通りです。Wynton KellyのI’ll Close My Eyesのイントロは、楽譜にした場合、音としては非常にシンプルです。少しピアノの心得があれば、(最後の2小節は微妙ですが)音だけなら誰でも弾けるでしょう。


 しかし、神は細部に宿っています。弾いている音が楽譜に書かれている正しい音でも、理論的に申し分のないフレーズが仮に書けたとしても、スイングのリズムを感じられない人がいくら弾いた所でジャズのリズムにはなりません。その点、偉そうに書いている私ももちろんまだまだ修行中です。

 

 もっとも、ジャズの八分音符がいかに難しいのか分かっている人なら、どうしたら八分音符がスイングして弾けるようになるか。と考えることがあっても、八分音符が三連符の2対1なのかどうか、ということで悩んだりはしません。


 あと最後に中間の方ですが、自分が、どちらの音楽やりたいタイプなのか自己診断してみて、自分の方向性を考えて頂ければと思っています。


 ここまでの内容で、「ジャズのリズムは楽譜に表せないことは分かったし、単純な三連符とか、そういう話でもないのは分かった。ではそのリズムをどうやって感じられるようにすればいいのか。」と思われた方もいらっしゃるでしょう。スイングの練習方法について、私の提案を述べていきます。


 最初にお断りしておきますが、これは私が大学のビックバンドサークルで練習した方法に始まり、今までの経験を元に記載する内容です。どの世界でもよくあることですが、専門家、プロからすると突っ込みどころがある可能性があります。予めご了承下さい。


・全体的な心構え

 スイングは点ではなく波や円の様な連続的なものです。リズムやテンポを感じる場合は、「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」のようなパルスではありません。よってテンポに応じてランプだけが断続的にピコピコ点灯するタイプのメトロノームはよろしくないです。

 イメージとしては、例えばスイングのよくある擬音(ダが裏拍)で「ウーダ、ウーダ」や「デューダ、デューダ」とか、ドラムのシンバルレガートの「チーィ、チッキ、チーィ、チッキ」(でもチーチクでもパーチクでも何でもいいです)のように感じましょう。


 鳴っていない1、3拍の「ィ」と、2、4拍の「キ」が基本的に裏の位置です。つまりメトロノームは、アナログのものや、もしデジタルであってもアナログタイプの「行ったり来たり」を表示してくれるものが良いです。テンポによってフィールが変わりますが、最初はテンポ140前後のミディアムスウィングで慣れるのが良いと思います。


 この位のテンポですと、裏拍はほぼ3連符の3つ目の位置に来ます。これが今回の記事のテーマである「スウィングは3連符なのか」問題の要因だと思われます。確かに裏拍の位置は3連符の3つ目辺りかもしれませんが、そのことと8分音符のフレーズが裏拍の位置に来るかというのは別問題です。これが、前半に示した、複合的なリズムが同時に鳴っているという意味です。


・メトロ消し

 メトロノームを拍の頭の位置を想定して鳴らし、上記のスイングを感じながらメトロに合わせて手を叩いたり、スティック等で音を出します。ピッタリ合うと、メトロが聞こえなくなります。


・裏拍鳴らし

上記のメトロ消しのメトロを裏拍に鳴らすパターンです。表で自分が音を鳴らすのは変わらない。「ウーダ、ウーダ」の「ウー」で手を叩き「ダ」のところでメトロが鳴る。慣れてくると、踏切の警報が裏拍にしか聞こえなくなります。


・レッドガーランドとお友達

 レッドガーランドのソロ裏の左手は結構な頻度で2、4裏に入ってきます。これに合わせて手を叩き、裏の感覚を身につけましょう。


・ベースのウォーキングを感じる

 ベースはいわゆるウォーキングベースという四分音符でベースラインを刻んでいるわけです。Ray Brown、Sam Jones、Paul Chambersや最近ですとChristian McBrideみたいな人のベースラインは、一音一音の立ち上がりから、減衰まで、その音の存在自体がスイングです。

 つまり、弦をはじいて音が膨らみ、裏拍に向かって音量減衰し、また次の音が鳴って消えてゆく。それが心地よく繰り返されています。あくまで私個人のイメージですが、音量を縦軸に、横軸に時間の経過を取った、サインカーブのように感じます。180°~270°位が裏拍といった感じでしょうか。 

 

 一応もう一度言いますがあくまでイメージです。そして、くどいですが、譜面に表せばこれらの音は四分音符が並んでいるだけなのです。その4分音符の中のスイングを感じながら手を叩いたりしてみてはいかがでしょうか。


・4小節とか2小節感覚

 4バースなどから分かる様に、ジャズは2小節とか4小節を感じながら演奏しています。もしもバースが5バースとか3バースだと、少なくとも私は、絶対できません。

 この小節を自然に感じられるようにするのは、スイングを感じる上で非常に重要です。とても感覚的なもので、自分もどのように習得してきたのかよく分かりませんが、メルマガ登録でお配りしている、チェロキーのボイシングの様に、4小節一塊の響きを継続的に練習していると身に付く気がします。(もちろん、上手い人とのアンサンブルも大切です。)


 逆に、大学のビックバンドでは、ジャズ初心者の人が、自分が休みの所で小節数を必死で数えて、ロストしないように頑張っている所を見ることができます。


 以上、長々とジャズの8分音符について私の考えを述べてきましたが、以下に内容をまとめます。楽譜というのは非常に優れた音楽の記録方法です。しかし、苦手なこともあり、ジャズのスイングを含め、細かい音の違いや、リズムのフィールは指示しきれずに情報が失われます。よって「ジャズの八分音符どうやって弾くの」問題は、その譜面の弱点を見落とし、実際のジャズを聴いていないことが大きな原因の一つであると考えられます。

 

 人によって、ジャズへの向き合い方はそれぞれだと思います。この記事を読んで、自分が何を弾きたいのかを今一度見直し、どのように八分音符を弾くか考えるきっかけになれば幸いです。


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