
隠れ名盤紹介 その5
Niels Henning Orsted Pedersen & Mulgrew Miller 「Duo -Live!」
その名もデュオライブ。全く奇をてらうことなく、スタンダードを料理するお二人。
ペデルセンからマルグリューに声をかけたということで、ジャケットもペデルセン、マルグリューの順番で書かれています。とはいえ、どちらがリーダーというよりは、二人で濃密なやり取りを繰り広げています。
ペデルセンはもはや上手すぎるために、それが逆にうるさいという評価をされることもありますが、こういった演奏を聴くと、そんなのとんでもないことだと思います。ドラムレスとは思えないほどのリズムの安定感、音楽の広がりは、マルグリューのピアノとしてのリードはもちろん、ペデルセンの技巧が非常に大きく貢献していると思います。
二人とも比較的若くして他界してしまいましたが、本当に残念ですね。こういった曲をただ素直にスイングする演奏、本当に最高です。
Disc 1
01.Whisper Not
02.Sophisticated Lady
03.Mood Indigo
04.All The Things You Are
05.Take The A Train
Disc 2
01.I'm Old Fashioned
02.In My Solitude
03.Autumn Leaves
04.Caravan
ペデルセン:ベース
マルグリュー:ピアノ
Count Basie & Oscar Peterson「Satch & Josh」
音数と言う意味で対局にある二人のピアニストの共演版。ベイシーはキャリア後半の省エネ奏法全盛期。若いころの超絶技巧派を完全に封印しています。ただ、スイングするという点において、音数は関係ないということをよく教えてくれますね。
というか、そもそもこの二人、私の原点みたいなものなので、もはやこのアルバム挙げないわけにいかないです。こてこてのブルースやベイシーナンバー、ミディアムのスイングなど、このメンバーの良さが最大限に発揮されます。もはや心地よいスイングに身を任せるのみ。
というのも、レイブラウンや、四つ切り職人フレディグリーンの共演はこの1作目だけで、続編には加わっていません。それでもこの二人のピアニストの腕を考えれば、悪くなるわけはないのですが。やはりこの1作目に比べると、うーん、となってしまうのは否めないのです。
1.Buns Blues
2.These Foolish Things
3.R B
4.Burning
5.Exactly Like You
6.Jumpin' at the Woodside
7.Louie B.
8.Lester Leaps In
9.Big Stockings
10.S & J Blues
Count Basie (piano, organ)
Oscar Peterson (piano)
Freddie Green (guitar)
Ray Brown (bass)
Louis Bellson (drums)