
隠れ名盤紹介
CDを聴いて思ったことを随筆の様に書いていく、他に比べると緩いコーナーです。レビューと言うほどのものではありません。またこちらの記事で書いた通り、音楽の好みは実に人それぞれのため、意見が違うことをいちいち気にはしていられません。私の好みを書いていくことで、同じ様な好みを持つ人が音源を選ぶ参考にして頂ければと思っております。
その前にストリーミングやサブスクリプションについて思うこと
最近ではストリーミングで安く、さまざまな音楽を手軽に聴けるようになりましたので、CDやLP単位でわざわざ枠組みを作って聴く人も減っているかもしれません。まあ、それも良いでしょう。CDの保管場所も取りませんし、たくさん色々な音源を聞くことができます。
一方、それによって失うもの、デメリットもあると思っています。ですから、私は新しい音源の入手は今でもほぼ全てCDです。これもあくまで個人的な意見ですので、「そんな考えもあるか」程度で結構です。そもそも、このコーナー自体が上記の様な考えを前提にしないと、存在意義があまりありません。
そのデメリットの最たる例ですが、どれを聴こうか、(中古でも新品でも)どれを買うべきか、と真剣に考え、1枚1枚吟味しながら選ぶのと比べると、明らかに音源をちゃんと聞かなくなります。安く聞き流せるうえ、世の中には星の数ほど音楽があるので当然です。
サブスクを選択しない場合、買うにあたって、どれが好きそうか色々調べたり、明らかな的はずしをしないために注意するわけですが、それでも一定数、外す場合はあります。調味料や服と同じです。そうして外してしまったり、逆に上手く当てる経験というのは、安く下手な鉄砲で聞くより、得られるものが多いです。
より自分の好みの音楽に対するアンテナが発達したり、1曲1曲を大事にするようになるように思います。
最もこれは程度問題であって、何十年前は、物自体がもっと大きくて持ち運びも不便、知人との貸し借りにも不便、聞くのにも手間がかかるし収録曲も少ない、頭出しもできない、価格も高いLPで聞いていたわけですから、それと比べて、CDはお手軽だ。と言われれば、反論の言葉もありません。
ただ、CD誕生前夜には、LPの方が音質は良いから、CDは売れないと言われていたそうですけれど。そうは言っても、自分も、最近ではどう考えても全部は要らないというアルバムの中から、欲しい音源をピックアップしてのダウンロードに甘んじることはあります。
それにしても、世の中には色々なストリーミングがあり、自分は使わないので分からない部分は恐縮ですが、安く聞ける分だけ、広告が途中で入って来たり、アルバムが強制シャッフルでしか聞けないというのは、さすがによろしくないと思っています。
アルバムは曲順や構成は製作者の意図があるので、そういった聴き方は映画やドラマの再生チャプター順序をさいころ振って決めるようなものです。好きな所を集中的に聴くだけなら分からなくもないですが、本当に音楽好きならば、毎回ランダム再生でしか聞けないという環境に甘んじるものなのか?とは思います。
あとは買う前の試聴に使ったりするのはありかもしれません。繰り返しになりますが、あくまで個人的な感想ですので、反感を覚えたら申し訳ないです。あと音質についてはデータ音源でも、上手く線を繋いでスピーカーから鳴らせば良い音質で聞けるものはありますが、そもそもそんな面倒なことするくらいなら、保管場所の懸念さえ克服できればCDで良い気もします。本当にベースの音とかは顕著ですが、再生環境で全然違いますから。
まあ何事にも良し悪しはありますので、最終的には、その辺りを考慮しながら自分に合う方法で楽しく聞けるのが一番だと思います。ただし、違法ダウンロードのような、出すべきお金を出さないのだけはいけません。レストランの食い逃げと同じです。ミュージシャンが稼げなくなると、将来的に、音楽が衰退する危険があります。
隠れ名盤とは
この「隠れ」の意味ですが、そこまで「通」ぶっているつもりはありません。世の中、「初心者におすすめ」とか、ブルーノート名盤○○選とか、CDショップがおすすめする○○、の様な、とりあえず、最低限ジャケット位はなんとなく見たことあるような作品はかなりの数あるはずです。そういったもの「ではない」作品のことです。
お決まりの名盤はいくらでも情報がありますので、私が今更説明することはないです。そうではなく、そこでは「まず出てこない」と言う意味では隠れているものです。知っている人からすると「隠れてない」と突っ込みたくなるようなものもたくさんあるでしょう。そういった紹介をするのがこのコーナーです。まれに本当に隠れ名盤もあるかもしれませんが。
ちなみに私はピアノが好きですので、その所有は圧倒的にピアノが活躍する音源が多いです。どんなに名盤だろうと、ソニーロリンズのピアノレストリオのような作品の所有は皆無です。また、ピアノがいても目立たない、申し訳程度のソロしか弾いていない、活躍していないものは、あんまり好きじゃないことが多いです。
もう一つ、ボーカルものはびっくりするくらい聞きません。これらの点は予めご了承ください。ついでに余談ですが、クラシックでもその傾向は同じで、ピアノ曲以外の器楽曲、室内楽、交響曲、歌曲、オペラなどは、音楽の教科書に登場するレベルでも怪しい曲がたくさんあります。